ゲンガー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第一世代(赤・緑・青・ピカチュウ&ポケモンスタジアム)

ゲンガー [編集]

No.0094 タイプ:ゴースト/どく
急所率:21.5%
高速特殊HP攻撃防御特殊素早合計種族値
ゲンガー606560130110425
フーディン555045135120405
催眠夢喰いHP攻撃防御特殊素早合計種族値
ゲンガー606560130110425
スリーパー85737011567483

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん/エスパー/ゴースト
いまひとつ(1/2)くさ
いまひとつ(1/4)どく
こうかなしノーマル/かくとう

初代唯一のゴーストでありどく複合。
切り裂くやのしかかり、破壊光線、大爆発といった強力なノーマル技を無効化できるのはゲンガー系統だけの特徴。
特にトップメタのケンタロスのメインウェポンを無効化できるのは大きい。
毒々の搦手もゲンガーには通用しない。
素早さと特殊も高水準で第一世代の環境にマッチした種族値といえる。

しかしながら、耐性については逆風である。
エスパーじめんというメジャー技に弱いのに対し、ノーマル以外の耐性はあまり意味がない。
特にフーディンダグトリオに上を取られているのは痛い。
猛毒に対する耐性も、第一世代では凍り・麻痺・眠りの状態異常が強力であるために腐り気味である。

この世代のゴースト攻撃技はLv固定ダメージを与えるナイトヘッドと、威力わずか20の舌で舐めるしかない。
どく攻撃技に至っては何も覚えない。
仮にまともな攻撃技があったところで、ゴーストどくも物理技扱いのため攻撃の低いゲンガーとの相性は悪い。
そのため攻撃技は不一致のみで戦うことになり、数値の印象ほどのダメージを出すことができない。
吹雪こそ覚えないが、サイコキネシス、10万ボルトと要所を押さえた技を覚えるため、攻撃範囲についてはそこそこ広い。
大爆発を覚えるため、マルマインと同様に先攻大爆発で対面操作も得意である。
また、最速の催眠技使いというステータスもあるが、催眠術は命中率が低いのが難点。

総じて言えば、一致攻撃技に恵まれず耐性もあまり良くないが、ノーマル技を無効化できる唯一の系統であり、
種族値の高さを持て余すことのない技を覚えるため、環境でも独特の活躍を見込めるポケモンと言える。



技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
10まんボルト95100麻痺10%みずひこうなど。実質的なメインウェポン。
特殊が高いエスパー相手には地球投げのほうがダメージが入りやすい。
かみなり12070麻痺10%ゲンガーが覚える最大威力の特殊技だが命中不安。
第一世代では麻痺率が10まんボルトと同じで、命中をカバーする手段もないので使いづらい。
サイコキネシス90100特殊↓33.2%どくじめんでんきなど。追加効果が発動すれば殴り合いも多少有利に。
ゆめくい100100HP吸収相手が眠り状態でないと失敗する。催眠術とのコンボで使うが交代で逃げられやすい。
ほのおのパンチ75100やけど10%4倍ピンポイント。二世代限定技。
れいとうパンチ75100こおり10%4倍ピンポイント。二世代限定技。
物理技タイプ威力命中効果解説
ちきゅうなげ-100Lv分の固定ダメージエスパー。ナイトヘッドと同性能でPPが多い。第一世代ではゴーストにも当たる。
だいばくはつ170100自分瀕死実質威力340。素早いので先攻大爆発による後攻ターンスキップを決めやすい。
眠らせた後、先攻大爆発を決めると眠りターンの消費もスキップできる。
マルマインより遅いが威力はある。同レベルのルージュラダグトリオを確1。
変化技タイプ命中解説
あやしいひかり100相手を混乱状態にする。相手の交代を誘いやすい。
命中が高いので単純に敵を流したければ毒々よりこちら。
どくどく85猛毒状態にする。相手の交代を誘いやすい。
第一世代ではどくタイプでも必中とならない。どくポケモンには無効。
さいみんじゅつ60相手を眠り状態にする。命中率は悪いが最速の催眠技使い。大爆発との起点作りコンボが強力。
かげぶんしん-回避率↑。第一世代では回避率上昇幅が大きい。高い素早さと特殊耐久を盾に要塞化。
みがわり-身代わり人形を設置。

型考察 [編集]

催眠サポーター型 [編集]

推奨Lv:50
確定技:さいみんじゅつ/だいばくはつ
優先技:10まんボルト/サイコキネシス
選択技:あやしいひかり/どくどく

高めの素早さから催眠術や大爆発、怪しい光などで味方のポケモンの支援を行う型。
通常の攻撃技は不一致中威力のみのためゴリ押しは効かないので、主に削り目的となる。
アタッカー寄りの運用をするなら、攻撃技は10まんボルト/サイコキネシス両方を。
完全にサポーターの運用をするなら、どちらかの攻撃技を削って怪しい光や毒々を入れることになる。
 
催眠術の命中が厳しいが、上から眠らせることができれば大きなアドバンテージを得ることができる。
大爆発は同レベルのダグトリオルージュラを確1とできる。双方苦手であるため早々に爆発してしまうのもあり。
眠っている相手に先攻大爆発をすると眠りターンの消費ごとスキップできるため、
次ターンに目が覚めたとしても第一世代の仕様でそのターンの行動不能が確定する。
相手が放置するにしろ交代するにしろ、1ターンの猶予を得ることができる強力な起点作りとなる。
ここぞという時に発動させて、後続に積み技を使わせるなどして畳み掛けたい。

催眠アタッカー型 [編集]

推奨Lv:55
確定技:10まんボルト/サイコキネシス/さいみんじゅつ
優先技:かげぶんしん
選択技:みがわり/ちきゅうなげ

エスパー+でんきの攻撃範囲と、最速の催眠技使いという点を活かしてエースアタッカーとして動かす型。
不一致攻撃技の威力を補うためにもLv55推奨。
相手ポケモンの相性に応じて、上から眠らせての対面操作を行ったり、影分身積みや身代わりの設置を行った上で攻撃していく。
ちきゅうなげはフーディンナッシーらに対する悪あがき。


対ゲンガー [編集]

注意すべき点
高い特殊と素早さをもつ高速アタッカーで、最速の催眠技使い。
催眠術に加え、大爆発、怪しい光を覚えるため起点作りや流し能力は高い。
強力なノーマル技を無効化できるので、ノーマル技を主力とするポケモンに対して受けだしてくる。
マルマインと組んで大爆発を連発してくることも。
対策方法
エスパーじめん技で攻撃する。
フーディンナッシーに対しては有効打に乏しい。
攻撃技は実質不一致技しかなく、特殊の高さほどには痛くはない。
搦手の命中難催眠術に頼るところが大きいため後攻でもいいから影分身を積むのも有り。

外部リンク [編集]