ナッシー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第一世代(赤・緑・青・ピカチュウ&ポケモンスタジアム)

ナッシー [編集]

No.103 タイプ:くさ/エスパー
急所率  : 10.5%
ナッシーHP攻撃防御特殊素早合計種族値
ナッシー95958512555455

ばつぐん(4倍)むし
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/かくとう/じめん/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

唯一のくさ×エスパー複合。素早さ以外の種族値が全体的に高く、特殊についてはトップクラス。。
エスパーが隆盛を誇っていたこともあって、くさとしては例外的にメジャーポケモンの一角。
4倍弱点のむし技はサンダース以外の採用が皆無、ゴーストも第一世代では(したでなめるしか存在しないが)弱点とならない。
総じて第2世代以降と比較して、耐性面においても特殊耐久においてもある程度誤魔化しが効いている。

一方で初代のくさが冷遇されていた原因であるこおりに弱いのは無視できない欠点。
三鳥にもそれぞれ一致で弱点を突かれるため、やはり苦手な相手自体はそれなりに散見される。
また、確定急所の葉っぱカッターを覚えないため(たとえ覚えたとしてもナッシーの素早さでは急所確定にならない)
攻撃技はサイコキネシスと貧弱な草・ノーマル技と自爆技に限られてしまい、エスパー相手に止まりがち。
Lvが5高いフリーザーの一致ふぶきも確2に抑え込める耐久を活かし、
眠り粉とじめんも麻痺させらせる痺れ粉を主軸に場を荒らしまわりつつ、
他のポケモンとの連携を取っていくことで本領を発揮できるだろう。

同じくさポケモンであるフシギバナとの差別化要素は
耐久の高さと、エスパーを半減する耐性の良さ、そしてしびれごなである。



技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特殊↓33.2%一致エスパー技。基本的にはこれでゴリ押すことになる。
メガドレイン40(60)100HP吸収一致くさ技。対くさ4倍ピンポイント。ダメージは等倍サイコキネシス>2倍メガドレイン。
ダメージの半分を回復できる安定した草技だが威力は低い。第一世代にギガドレインはない。
ソーラービーム120(180)100タメ技一致くさ技。第一世代では溜め状態をスキップする手段はない。
眠っている相手に使うことになるが、不利対面へ逃げられやすく使い勝手は悪い。
有効打が不一致ふぶきしかない同Lvスターミーを高乱1にできる威力。ラス1で狙いたい。
物理技タイプ威力命中効果解説
だいばくはつ170100自分瀕死実質威力340。散り際、最後のダメ押しに。
相手が麻痺なら先攻大爆発からの後攻ターンスキップも狙える。
かいりき80100-エスパー。爆発せずに使えるサブ技としての採用となる。のしかかりは覚えない。
変化技タイプ命中解説
ねむる-HP全回復するがねむり状態になる。
高耐久を活かして眠ったり麻痺している相手の前で寝る。
やどりぎのタネ90相手を宿木の種状態にする。毒々と併用すればダメージをターン毎に増やしていける。
ねむりごな75交代先にも一貫しやすい。決まれば強いが命中難。
粉技は第一世代ではくさタイプにも通じる。
しびれごな75電磁波が通用しないじめんポケモンも麻痺にすることができるが命中難。
粉技は第一世代ではくさタイプにも通じる。
どくどく85猛毒状態にする。宿木の種と併用前提。
どくタイプには無効。
かげぶんしん-回避率↑。状態異常や高耐久に任せて積む。

型考察 [編集]

撹乱型 [編集]

推奨Lv:50
確定技:サイコキネシス/しびれごな/ねむりごな
優先技:だいばくはつ
選択技:かいりき/メガドレイン

痺れ粉と眠り粉で敵を状態異常に染めつつ、大爆発の対面操作で有利対面を作っていくサポート型。
技は確定技と優先技でほぼ確定。
眠らせる相手と麻痺させる相手は、手持ちのポケモンとの相性・素早さを見ながら見極める必要はある。
基本は痺れ粉で上を取っていきたい。
攻撃面はサイコキネシスでのゴリ押しに頼ることになるが、特殊ダウンでダメージレースを有利にできる可能性もある。
大爆発は麻痺らせての対面操作が主な使い道となるが、状況によっては単純に道連れ目的で使っても良い。
 
大爆発ではなく通常の攻撃技を持つことで攻撃範囲を増やすことはできるが、かいりきもメガドレインも遂行速度は遅め。

耐久型 [編集]

推奨Lv:50
確定技:サイコキネシス/しびれごな/かげぶんしん/ねむる

準伝並の耐久から影分身+眠るで要塞化する型。
PP合戦も痺れ粉のPP(最大48)によって有利に進めやすい。
サイコキネシスの追加効果も耐久戦向きと言える。

どくやど型 [編集]

推奨Lv:50
確定技:サイコキネシス/やどりぎのたね/どくどく
優先技:ねむりごな
選択技:しびれごな

第一世代の仕様により凶悪なコンボとなっている宿木の種+毒々でダメージを与えつつ回復していく型。
宿木の種も毒々も交代してしまえば効果が消えてしまうため(猛毒は毒へ弱体化)、
バインド技を使えるファイヤーなどで追加サポートしてやる必要がある。

どくやどが通らない相手はどくくさポケモンだが、
どくポケモンはサイコキネシスで倒し、どくと複合しないくさポケモンは眠り粉で眠らせるか他のポケモンへ対処を任せたい。
眠り粉をもたせるか痺れ粉をもたせるかは、どくやどが通らないポケモンへの対処法次第だが、
まひの状態異常はどくやどの邪魔になりやすいので、眠り粉の優先度は高い。
 
なお、同じ戦法をフシギバナでも行うことができ、あちらのほうが素早いためにより適任。
ナッシーで行う利点は耐久と耐性ということになる。


対ナッシー [編集]

注意すべき点
素早さ以外が高水準でまとまっている高耐久ポケモン。
一致高威力弱点技を食らっても確1はなく、なにかしらの仕事をされる可能性は高い。
主に痺れ粉を撒きながらサイコキネシスでゴリ推してくる。
他に眠り粉、毒々もあり、状況に応じて的確な状態異常を押し付けてくる。
対策方法
上から麻痺らせて、素早さ逆転の芽を摘む。
高耐久だが鈍足であるため、上からこおりほのおひこうなどの弱点攻撃を撃ち続ければ受けきれるものではない。

外部リンク [編集]