ペルシアン [編集]
No.0053 タイプ:ノーマル 急所率 :22.3%(GB&ポケモンスタジアム) 18.7%(ポケモンスタジアム2)
高速ノーマル | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 素早 | 合計種族値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ペルシアン | 65 | 70 | 60 | 65 | 115 | 375 |
ケンタロス | 75 | 100 | 95 | 70 | 110 | 450 |
元祖猫ポケモン。素早さは高めだが他は低めで、層の厚い単ノーマルということで数字上の強みは一見薄い。
しかし初代においてはほぼ確定急所のきりさくを、タイプ一致+高い素早さから繰り出せるのが特徴。
ノーマルらしく初代の割にサブウェポンも一定は備えているなど、その性能はかなりのもの。
実際に当時の大会においては、大会のルールにもよるがトップメタとして活躍した経歴を持つ。
ただし、耐性については初代のノーマルということで無いも同然。
数値そのものはやはり不足気味というのもあり、文字通りのトップメタからは一歩引いた立ち位置。
やはり当時強烈だったふぶき、きりさくの通らない相手に有効なじしんを覚えられないのも痛い。
なお、第一世代では急所のダメージ計算の際、有利なものを含めてすべてのランク補正を無視するので
いやなおと+きりさくというコンボは成立しない。いやなおとははかいこうせん用の採用になる。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
きりさく | 無 | 70(105) | 100 | 急所ランク+1 | 一致ノーマル技。初代の仕様によりほぼ確定急所(255/256)という破格の性能。 | |
のしかかり | 無 | 85(127) | 100 | 麻痺30% | 一致ノーマル技。麻痺を狙いつつ打撃を与える。 | |
はかいこうせん | 無 | 150(225) | 90 | 行動不可 | 一致ノーマル技。倒し切れば行動不可にならない。 ダメージ自体は急所きりさく以上。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
10まんボルト | 電 | 95 | 100 | 麻痺10% | 対ゲンガー・パルシェン・ヤドランなど。 きりさくの性能が高いため、対みず・ひこうというよりは きりさくが通らないゴーストや物理受けへの対抗策の側面が強い。 | |
バブルこうせん | 水 | 65 | 100 | 素早さ↓33.2% | 対サイドン・ゴローニャ。 同レベル相手なら確2。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
かげぶんしん | 無 | - | 第一世代では回避率上昇率が高い。 | |||
みがわり | 無 | - | 事前に出しておいてきりさくカウンターを抑止する。 変化技によるまひとねむりは防げない。 | |||
いやなおと | 無 | 85 | 敵防御を二段階下げる。きりさくに対してはほぼ無意味だが、はかいこうせんには意味がある。 足りないAを間接的に補強して強行突破する。 | |||
どくどく | 毒 | 85 | もうどく状態にしてどうしても突破できなさそうな相手の自滅を狙う。 |
型考察 [編集]
基本アタッカー型 [編集]
推奨Lv:50
確定技:きりさく/10まんボルト
優先技:バブルこうせん/かげぶんしん
選択技:みがわり
上からのきりさくで圧力をかけつつ、攻撃範囲の広さで対応する。
ペルシアンのタイプ一致きりさくは強力なため、相手のカウンターを誘いやすい。
そのため、ペルシアン側はその隙を利用してみがわりを設置する余裕がある。
みがわりを採用するなら、相手がカウンターを習得可能かどうかは把握しておきたい。
きりさくも10まんボルトも通用しないいわじめん複合ポケモンへの対応を度外視するなら、みがわりとかげぶんしんの両立もできる。
いやなおとはかいこうせん型 [編集]
推奨Lv:50
確定技:きりさく/はかいこうせん/いやなおと
優先技:かげぶんしん
選択技:みがわり
タイプ一致きりさく+はかいこうせん での突破力を重視した型。
どわすれヤドランピンポイントの型。
どわすれを積まれて要塞化したヤドランに対しては、毎回急所10まんボルトを祈るよりは、
いやなおとで防御を崩してはかいこうせんで突破を狙ったほうが分が良くなる事もある。
対ペルシアン [編集]
- 注意すべき点
- Sが高めの最良のきりさく使い。
ペルシアンよりSが低い低物理耐久ポケモンに対しては滅法強い。
役割破壊のバブルこうせんをつかえるため、安直ないわポケモンでの受け出しは危険である。
同レベルならゲンガーの上を取れるため、かげぶんしんから泥沼化されることも。
- 対策方法
- ノーマル無効のゴーストポケモンで対応する。
素早さは劣るがペルシアンは弱点をつけるじしんを覚えず、機能停止狙いのふぶきも覚えないので大抵は押し切れる。
ゲンガーを使えないルールであっても、進化前のゴーストでペルシアンを抑え込める可能性は高い。
きりさくに対してはカウンターが有効。
ただし、ペルシアン側もそれは分かっているのでかげぶんしんを積まれたり、みがわり設置や交代などで読み合いになりやすい。