パルシェン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第一世代(赤・緑・青・ピカチュウ&ポケモンスタジアム)

パルシェン [編集]

No.091 タイプ:みず/こおり
急所率  :13.7%
水/氷HP攻撃防御特殊素早合計種族値
パルシェン50951808570480
ラプラス13085809560450
ジュゴン9070809570405

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/かくとう/いわ
いまひとつ(1/2)みず
いまひとつ(1/4)こおり
こうかなし---

初代においては最大の防御種族値を誇るみず×こおり複合の一角。
ただしHPが低く、純粋な数値上の物理耐久指数はサイドンに劣る。

特殊分離前ということで、特殊耐久もやはりHPの低さで高いとはいえないが最低限は備える。
また初代ではこおり複合というのが重要で、一致でふぶきを撃てる上に自分は凍らない。
脆弱な耐性もこの世代ではでんき以外は採用率が低く、かくとういわについては仮に飛んできても普通に耐える。

同じみず・こおり複合ポケモンの中ではラプラスの壁が厚い。
みずメタの10まんボルトを覚えず、極端すぎる種族値のために汎用性でラプラスに遅れを取ってしまう。
しかしながら、高い物理耐久のおかげでLv50であってもケンタロスに安定して後出しできるという特徴がある。
Lv55ケンタロスとLv50パルシェンとの対面を想定した場合、
のしかかり+はかいこうせんどころか、のしかかりx2+はかいこうせんまでそれなりの確率で耐えてしまう。
微妙な特殊のおかげで後出しからふぶきで倒し切るのは難しいが、それでも凍結込みなら分の良い勝負はできるだろう。
ノーマル無効のゲンガーがふぶきを覚えず、凍結耐性がなく、じしんに弱く、
一致攻撃技を持たない点から今ひとつケンタロスとの相性が良くない点は比較対象としてあげておく。

他の特徴としては、バインド技(からではさむ)とだいばくはつを覚えることが挙げられる。
素早さが高くないので、バインドハメや先攻バインド・先攻だいばくはつからの後攻ターンスキップはやりにくいが、
ラプラス等の鈍足のポケモン相手に機を見て実行に移したい。

汎用性は高くないが、特定の相手・状況に特化した種族値かつ技を覚えるので
環境に十分食らいついていけるポケモンである。



技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ふぶき120(180)90凍り30%一致こおり技。メインウェポン。こおりポケモン以外に対して機能停止狙い込みで使う。
第一世代では命中が高めでこおり状態の確率も高いため、れいとうビームの出番はない。
からではさむ35(52)75相手技不可一致みず技。専用技。命中は低いが第一世代のバインド技では最高威力。
こうそくいどうは覚えないため、バインドハメを決められる状況は限定的。
第一世代ではバインド中の相手の交代は可能だが、技が出せなくなる。
先攻バインドから自身が交代すると、後攻ターンスキップできる。
ハイドロポンプ120(180)80-一致みず技。高威力・命中不安。
タイプ一致技ではあるが、みず技はタイプ相性の都合上重要ではない。
なみのり95(142)100-一致みず技。中威力・性能安定。
物理技タイプ威力命中効果解説
だいばくはつ170100自分瀕死実質威力340。
基本ゴリ押し用だが、事前に麻痺らせておけば先攻大爆発による後攻ターンスキップを狙いやすい。
攻撃が高めなので同Lvのサンダースを高乱1で倒せる。
変化技タイプ命中解説
かげぶんしん-回避率↑。凍らせたり、交代際を狙って積む。
ねむる-HP全回復するがねむり状態になる。
かげぶんしんを積んだ状態で眠る。
どくどく85猛毒状態にする。相手の交代を誘いやすい。
からではさむとのコンボで。どくポケモンには無効。

型考察 [編集]

物理受けアタッカー型 [編集]

推奨Lv:51
確定技:ふぶき/からではさむ/どくどく
優先技:だいばくはつ
選択技:かげぶんしん

高物理耐久を活かして主にケンタロスを後出しで狩りに行く型。
LvはLv55ラプラスの上を取るためにLv51推奨。
ラプラスの上をとれていれば、からではさむでどくどくを交えつつのバインドハメを狙うこともできる。

どくどくがあるとからではさむの遂行速度を上げやすくなるので、
ラプラスへのバインドハメをやるためにも優先度は高い。

だいばくはつは、鈍足高耐久相手なら先攻だいばくはつによる後攻ターンスキップ、
低耐久ポケモン相手なら道連れ目的に使うことになる。

物理耐久を盾にかげぶんしんを積む選択肢もある。

耐久型 [編集]

推奨Lv:50,51
確定技:ふぶき/からではさむ/かげぶんしん/ねむる

主にケンタロスを後出しで狩りに行くことには変わりないが、
かげぶんしん+ねむるで持久戦を行っていく型。
特殊耐久はそれほどでもないので、相手と積む状況はよく考えたい。
どくどくを入れるスペースはないので、ラプラスに対してはからではさむのみで立ち向かうことになるが
他のポケモンのどくどくの援護か、からではさむからの対面操作で有利ポケモンを繰り出したい。
ラプラスを度外視するならLv50でも十分。


対パルシェン [編集]

注意すべき点
高い物理防御。物理アタッカーが止まってる間にふぶきで凍らせてくる。
鈍足ポケモン相手には先攻からではさむ+どくどくなどで粘ってくる事も。
攻撃がそこそこ高いのでだいばくはつの威力も侮れない。
対策方法
HPと特殊と素早さは高くないので上から一致でんき技で攻撃していけば容易に沈む。
ラプラス対策を命中75%のからではさむに依存しているため、外れてしまえばチャンスである。

外部リンク [編集]