カイリュー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第一世代(赤・緑・青・ピカチュウ&ポケモンスタジアム)

カイリュー [編集]

No.0149 タイプ:ドラゴン/ひこう
急所率  :15.6%
高速移動バインドHP攻撃防御特殊素早合計種族値
カイリュー911349510080500
ファイヤー901009012590495
ギャロップ651007080105420

ばつぐん(4倍)こおり
ばつぐん(2倍)いわ/ドラゴン
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/むし/かくとう
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなしじめん

ドラゴン×ひこう複合。初代唯一のドラゴンであり、種族値は全体的に高い。
しかし、初代においてはドラゴン技は固定ダメージのりゅうのいかりのみ。ひこう技に至っては覚えられない。
物理技をノーマルしか覚えず、初代最強の攻撃を全く活かせていない。
特殊技はそれなりに豊富、特殊も高めなのでアタッカー性能が低い訳ではないが、実質的に一致技を持たないこともあって見た目ほどの火力は無い。

耐性についても、半減以下の数こそ多いがじめん以外は当時はマイナーで、せいぜいみずが一致で使われていた程度。
そのみず相手はこおり4倍が非常に痛く、そうでなくとも当時はこおり最盛期とあって、特殊アタッカーの多くがサブウェポンとして所有。
それでも素のスペックの高さで、スターミー(Lv55)の不一致ふぶき程度までなら乱数に抑え込める。
とはいえ特性・持ち物が無い以上はカバーしきることも不可能であり、総じて環境との相性が悪い。
進化レベルの都合で、当時の大会ルールに則ると他の選出のレベルが50に制限されてしまうのも難点。

第一世代では素早さを大きく向上させ、麻痺の素早さ低下をも踏み倒せるこうそくいどうと、
先攻で命中させ続ける限りにおいてハメ倒せるバインド技(まきつく)を両立する数少ないポケモン。
どくどくと合わせてじわじわとなぶっていきたい。
この戦法を使えるライバルはファイヤーギャロップがいるが、カイリューはバインド技の命中率の高さ・高物理耐久・こおり以外の良耐性という利点がある。



技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
まきつく1585相手技不可バインド技の中では高命中。カイリューのメインウェポン。
第一世代ではバインド中の相手の交代は可能だが、技が出せなくなる。
先攻バインドから自身が交代すると、後攻ターンスキップできる。
のしかかり85100麻痺30%最高のAだが、タイプ不一致のためケンタロス(A100)より威力は劣り、ピクシー(A70)と同等。
はかいこうせん15090行動不可相手を倒せれば反動は無い。バインドハメで残った相手へのトドメ手段。
つのドリル-30一撃必殺バインドハメをする余裕がない時の選択肢。
特殊技タイプ

威力

命中効果解説
ふぶき12090凍り30%くさドラゴン。機能停止狙いにも。
10まんボルト95100麻痺10%ギャラドス
だいもんじ12085火傷30%ルージュラフリーザー
変化技タイプ命中解説
かげぶんしん-第一世代では一度でも積めれば大幅に命中率を下げられる。
みがわり-交代読みで。ふぶきを防げたらおいしい。
こうそくいどう-素早さ↑↑。低めのSを補強してバインドハメを通しやすくする。
麻痺した後に使えば素早さ1/4の効果を無視して素早さ計算がされる。
でんじは100相手を麻痺状態に。バインドハメとの相性はどくどく&こうそくいどうの方が上。
どくどく85相手を猛毒状態に。まきつくとのコンボで使う。
ねむる-HP全回復するがねむり状態になる。
かげぶんしんを積んだ状態で眠る。

型考察 [編集]

バインドアタッカー型 [編集]

推奨Lv:55
確定技:まきつく/こうそくいどう
優先技:どくどく/はかいこうせん
選択技:ふぶき/つのドリル

先攻バインドハメで完封を狙っていく型。
カイリューはLv55進化のためLv55固定。

基本的にはどくどく+こうそくいどう+まきつくでバインドハメを決めていき、はかいこうせんでトドメを狙っていく。
タイプ一致ふぶきでカイリューを確1にしてくるこおりポケモンに対しては、
こうそくいどうを積まなくても上を取れるラプラスあたりは完封できる可能性はあるが、逆に上を取られているルージュラは非常に厳しい。

ふぶきかつのドリルがあるとバインドハメをする余裕がないときの選択肢が生まれるが
どくどくもはかいこうせんも遂行速度を稼ぐために重要で技スペースが厳しい。
ふぶきだとゲンガーに対して攻撃ができるようになる点が優位点。

役割破壊型 [編集]

推奨Lv:55
確定技:ふぶき/10まんボルト
優先技:かげぶんしん/はかいこうせん
選択技:みがわり/でんじは/のしかかり/だいもんじ/ねむる

主にふぶきと10まんボルトで役割破壊を狙っていく型。
上のバインドアタッカー型の裏をかく奇襲型である。
 
しかしながら自身がなによりふぶきで役割破壊されやすいので、じめん相手に受けだすなどの工夫が必要。
不一致技の与ダメージ自体は特殊の数値が同じスターミーと同じだが、
素早さが劣り、じこさいせいも覚えないので同じ様には動けない。
なお、こおりに対するカウンターであるだいもんじについては、
2倍ダメージのルージュラフリーザーに対して素早さで劣るので優先度は低い。
ちなみにステータスの関係上、ルージュラに対してははかいこうせんの方がダメージが大きい。


対カイリュー [編集]

注意すべき点
高い種族値を持ち、こおり以外の耐性は良好。
バインド技の中では比較的命中の高いまきつくを覚える。
こうそくいどう・どくどくと合わせて、確度の高いバインドハメを狙ってくる。
つのドリルやふぶきで強行突破を狙ってくることも。
対策方法
ふぶきで対処。タイプ一致ならまず確1。
ただし素早さで上を取られると一方的にバインドハメで倒される可能性があるのに注意(特に素で素早さの劣るラプラス)。
ふぶき持ちがいなければ、命中率を操作してバインドハメをやりにくくすると良い。
また、バインド型は基本的にノーマル技+どくどくなのでゲンガーで完封できる。

外部リンク [編集]